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うたまるの複製時に余り、紙コップの中で固めたキャストの再利用。 今回はカスタマイズフィギュア用のサドルスタンドと、固定のための穴などの無い台の2点。 フローリング風に仕上げるため、まずはキャストに板同士の隙間を作ってやります。 具体的にはPカッターで等間隔の平行線を彫り、その後今回は35ミリ間隔であみだくじの様に横線を入れていきます。 次に、木目の表現のため、木目方向にけがき針や千枚通しでランダムにスジを入れていきます。 彫り終えたら軽くペーパーをかけてバリを除去、いよいよ塗装段階です。 サドルスタンドにする方は、針金の刺さる径の穴を中心にあけておきます。 今回はビニールをかぶっている太いものなので6mm、貫通はさせない方が裕は良いと思います。 針金で展示していた机に傷が・・なんてことになりかねませんので。 そして、筆で溶きパテを塗ります。 このとき、溶きパテにMrカラーのマホガニーを少量混ぜ、木目をイメージしつつやると良いかと。 ちょうど、先に彫った溝に入り込んで濃い色の線、筆の毛の後で細い線が無数に出来、フローリングっぽくなります。 この時点では、色のムラなんかは、寧ろあった方が良いですね。 板同士の隙間のみぞはこの時点でスミ入れしました。 |
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上からタミヤカラーオレンジをエアブラシで吹きます。 これはあまりムラの無いように。 乾燥したらタミヤカラーのフラットブラウンをさらに上から吹き付けます。 薄めに吹いて、下の木目が見える程度に。 |
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06/11/09、完成。 木目風に見せるための処理が、先ほどよりも目立たなくなりましたが、色合いは好みになりました。 |