クラウン M629 .44マグナム 8インチ

†製作記†
11/01/14
クラウン M629 .44マグナム 8インチ クラウンモデルの、M629、8インチモデルです。
なぜか下向きに付いている銃身をほぼ真っ直ぐに調整し、ついでにインナーバレルのガタを多少抑えます。
お約束ですが、分解後はメーカー保障の対象外なので、各自の責任にて実行しましょう。
まずは、サイトを外してしまいます。
クラウン M629 .44マグナム 8インチ
前後2本のネジを取れば簡単に外れます。
後方のネジ基部にはスプリングが着いていますので、失くさないようにします。
と言いつつも、なくしました。
ボールペンのスプリングに丁度合う径のものがあったので、代用しておきます。
クラウン M629 .44マグナム 8インチ 現れたプラスネジを緩めると、アウターバレルごと前方に抜けます。
ここで誤ってフレームにあるバレルピンを押し込もうとすると、泣きを見ます。
バレルピンはダミーのモールドで、M629に関しては機能していません。
クラウン M629 .44マグナム 8インチ インナーバレルのガタをとります。
フォーシングコーン部分にアルミテープを貼り付け、現物あわせで径を調整します。
同様にインナーバレル先端もテープを貼りましたが、こちらは隙間が少ないので薄いテープでないとセンターが狂うと思われます。
クラウン M629 .44マグナム 8インチ 肝心の前下がりへの対策です。
力技になりますが、エジェクターロッドシュラウドの根元部分下方の、少し広い部分に0.5mmのプラ板を貼り付けました。
見た目で判断しているので、厳密にはシリンダー軸と水平かはわかりませんが、購入時よりはまともだと思います。
以上で作業完了です。
見た目も改善され、集団性も多少は良くなりましたが、カート式リボルバーとしては、というところでしょう。
一番の収穫は、アウターバレル内部に落ちていた、メッキのカス?のようなものが除去できて、チャリチャリ言わなくなった点です。
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