11/01/14 | |
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クラウンモデルの、M629、8インチモデルです。
なぜか下向きに付いている銃身をほぼ真っ直ぐに調整し、ついでにインナーバレルのガタを多少抑えます。 お約束ですが、分解後はメーカー保障の対象外なので、各自の責任にて実行しましょう。 まずは、サイトを外してしまいます。 |
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前後2本のネジを取れば簡単に外れます。 後方のネジ基部にはスプリングが着いていますので、失くさないようにします。 と言いつつも、なくしました。 ボールペンのスプリングに丁度合う径のものがあったので、代用しておきます。 |
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現れたプラスネジを緩めると、アウターバレルごと前方に抜けます。
ここで誤ってフレームにあるバレルピンを押し込もうとすると、泣きを見ます。 バレルピンはダミーのモールドで、M629に関しては機能していません。 |
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インナーバレルのガタをとります。
フォーシングコーン部分にアルミテープを貼り付け、現物あわせで径を調整します。 同様にインナーバレル先端もテープを貼りましたが、こちらは隙間が少ないので薄いテープでないとセンターが狂うと思われます。 |
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肝心の前下がりへの対策です。
力技になりますが、エジェクターロッドシュラウドの根元部分下方の、少し広い部分に0.5mmのプラ板を貼り付けました。 見た目で判断しているので、厳密にはシリンダー軸と水平かはわかりませんが、購入時よりはまともだと思います。 以上で作業完了です。 見た目も改善され、集団性も多少は良くなりましたが、カート式リボルバーとしては、というところでしょう。 一番の収穫は、アウターバレル内部に落ちていた、メッキのカス?のようなものが除去できて、チャリチャリ言わなくなった点です。 |